Part1では嫌なところに留まる必要はないということをお伝えしました。
しかし、家事が嫌で仕方ない方もいらっしゃるでしょう。私も家事は嫌いどころか苦痛でした。
今回、家事にスポットを当てたのは人間関係や仕事なら、なんとか離れられます。しかし、家事の場合は私たちの生活の基本です。生活の一部になっているので、ある程度の家事をしなければ快適に暮らせません。それが嫌だと放棄したら、家がめちゃくちゃになるのが目に見えてきます。
では、どうしたらいいでしょうか。
家事が苦痛となる大前提として家事に対して「苦しみを与えるもの」「苦痛なもの」「嫌なもの」というネガティブな思い込みを持っています。まずはそれに気づいてください。
それらが苦痛を与えて、さらに家事が嫌になるようなことがたくさん起きてきます。自分が嫌な思いを持っているんだなとわかると、今の自分の現状を一歩引いてニュートラルに見れます。
なので冷静に「こうしたらいいかも」というようなアイデアも浮かんできます。
しかし、毎日のことだと、なかなか家事に対するネガティブな思いを手放すことが難しくなります。そこで、家事に対するネガティブな思いを手放せるようなヒントをお話しします。
まず「こうすべき」を外しましょう。何をもって「こうすべき」なのでしょうか?自由でいいのです。さらに、「こうすべき」から「完璧」を目指してないでしょうか?
私は子供が小さくて大変な頃「家事はどれだけ手を抜くかがコツだよ。完璧にやったらキリがない」と60代の家事のベテランの方から教えていただきました。本当に心が楽になりました。そのスタンスで家事をしたところ、完璧なまでにラクラクできているということに気づきました。
家事から離れられない、リラックスできないと感じてしまうときは常に家事のことで頭がいっぱいになってしまっていることがあります。家事以外の時間は離れるようにスマホのto-doリストやメモ帳などで、やることや食事のメニューを入れておくといいです。
少しでも家事の心配事から離れる時間があることで心が和らぎます。そして、その時間には自分が好きなこと、やりたいことをしましょう。時間がないので無理だと思う方も10分でもいいのです。少しでも有意義な時間を作ることでストレス解消、物事がうまくいきます。
家事がスムーズにできるようになっても、余裕がなくなってイライラする理由のひとつに「家族のため」があげられます。そうなると、どうしても「これだけやっているのだから、感謝されないと」「自分だけ忙しい」というような不満がでてきます。
もちろん「家族のため」も大事なのですが、まずは「自分のため」です。自分が落ち着いて和やかな気持ちでいることで周りにも優しくしてあげられるのです。そして、家事も家族を思いやれるようにできるのです。
掃除はきれいにすることで家の波動を上げられます。ということは、あなたの波動も上がります。いつも「家族のため」「家計のため」と本心を無視してメニューを駆使していませんか?自分の好きなものも取り入れてみましょう。
家事をしている時間は無駄な時間ではありません。というか、人生で無駄なことはなにひとつないのです。
家事に集中している時というのは、目の前に集中していることになります。その意味でも同じ事をやっているように見えて、今に自分があることになります。
逆に不安に押しつぶされるときは自分が今にありません。その意味でも目の前のことに集中することで、心を落ち着かせることもできるのです。
今回の家事のことを含めて、自分の身の回りに起こることは自分がそうだと思い込んだことが起きています。家事は苦痛を与えるものだという思いが自分の中にあれば、苦痛を与えるものになります。大変で苦しいと思えばそうなります。家事は時間を奪うと思えば時間を奪われるような事が起きます。ならば、それらを手放していけばいいだけです。
「家事は楽々で自分の時間もたくさんある」と在り方を変えていきましょう。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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