心の奥底でしがみついている感情、酷い事をされた、馬鹿にされた、怒鳴りつけられた、傷つけれた、などの「許せない」しつこい感情は自分が忘れたとしても残っていることがあります。
嫌なことなので、忘れようとしたり、排除しようと見ないふりをしてしまいます。
奥底に残っているので表面上はなんともありません。それが何かの拍子に出てくることがあります。
「怒り」や「許せない」ですね。
また、それを引き出してしまうような嫌な体験として出ることもあります。
しかし、特にスピリチュアルをわかっている方なら「許す」ことが、自分を救えるんだとわかりますね。そうです。許した方がいいのです。
しかし、あまりにも強烈な体験だとできないこともあります。
私も許せずにいたこと、さらにその感情を見ないふりをしていたことが何度もありました。
この怒りの感情はさらに怒りの感情を使うような現実を作ります。そもそも、怒りの感情を深く持ってしまうような体験は、本来の自分が体験しようとしたことです。
そして、相手は自分の反映です。
なので、自分の中に何かひっかかる部分はないか見ることが解決の早道です。周りがこうだから、と外側ばかり見てるとまた嫌なことを繰り返してしまいます。
自分の内側の奥底に隠れているということは、自分が見たくない感情でしょう。ネガティブな苦しい感情は見たくないのはわかります。
しかし、見ないふりをしてしまうと、何度も何度も似たようなその感情が訴えてくるようなことがおきます。
見て見ぬふりをしてしまうのには理由があります。こんなネガティブな感情を持ってはいけないと自分を否定することです。
どんな感情が出てきたのであれ、まずは受け入れてください。
嫌な感情は見て見ぬふりをしたくなりますが、手放すにしても、まずは受け入れなければ何も始まらないのです。
否定はそれを大きくしてしまいます。なかなか怒りが消えないのも、そんな自分を否定しているからです。
例え、「くそ!あいつ死ね!!」と突発的に思ったとしてもまずは受け入れてください。「そんな自分でもOKだよ」「そんな自分も認めよう」「そんな自分も愛そう」と。
前でもお話ししましたが、「すべての人を許さなくてはいけない」「そんな感情をもってはいけない」と怒りの感情を見ないようにすると苦しくなります。
この地球上で暮らしていると様々なことが起こります。ポジティブはポジティブな現実を作るということをご存じの方は多いと思います。
しかし、その中でネガティブはだダメなものと向き合わずに排除しようとすると、大きな力で跳ね返されます。
どんな自分であろうと受け入れる、怒りの感情を持っている自分を否定せずにOKだよと受け入れてあげてください。
これは嫌な感情を味わったり、嫌な体験をして不運なのではなく、この怒りの感情を手放せるチャンスなんです。
否定せずに受け入れることで、「もう苦しむことは終わりにする」とスッと手放すことができるのです。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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