自分や家族が幸せになるようなお願いだけでなく、嫌いな人や恨んでいる人が不幸になって欲しいというお願いをする人はいるのでしょうか。
私の行っている神社ですが、残念ながら少しいるようです。感情的になってしまい突発的に他人の不幸を願ってしまう人を除くと、常に恨みの気持ちを持って不幸を願う人は、ほんのごくわずかだそうです。
他人の不幸を願えば、神様から罰を与えられると聞いたことがあるかもしれませんが、結論から言うと神様は罰を与えません。不幸が起きるというのは、「恨む」というネガティブな波動を持っているので、それなりの現実が起きるというだけです。
また、神様からは罰ではなく、その人に良くなってもらおうと試練を与えることもあるというだけです。しかし、神様はそういった人にさえ、慈愛の目で見てくださいます。そういう人もいるということを受け入れてくださっています。
もし、感情的になってしまって、相手の不幸を願ってしまったなら、その時に切り替えればいいのです。「あいつなんて死ねばいいのに」ではなく「私たちが健全な関係になれますように」と。
これを聞いて、神社に限らず日常生活の中で他人の不幸を願ってしまった、どうしようと思っている方もいらっしゃるかもしれません。
大丈夫です。本当に恨みを抱き続けて他人の不幸を願っていると、自分が他人の不幸を願ってしまった、などと自覚はないものです。
どうしようと思っている時点で、客観的に見れているのでその思いは手放せます。
結局は周りの人たちは自分の反映です。ならば、まずは自分が幸せになれるように願いましょう。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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