私は料理が大嫌いなので、自分が作ったものを食べられない程になりました。主夫や主婦の方なら切実な悩みですね。毎日のことですし、生活の基本ですから。
料理の苦痛から抜け出すには、料理に対する「嫌い」という感情をまずは変えていくことです。嫌だと思っていると、嫌になるようになってしまうのです。
料理が嫌いな理由としては、時間を取られる、節約しなければいけない、きちんと作らないといけない、家族の好きなものを作らないといけない、面倒くさい、仕事と違って無収入、というような理由が挙げられるのではないでょうか。
嫌なことはしないのがいちばんです。しかし、それができる状況にないのなら自分が楽しくできる方に変えていけばいいのです。
まずは、家族の好みではなく、自分の好みにしてみてください。多分、今までは自分のことは後回しにしていたのではないかと思います。
「自分のことばかりでいいのか」と思いますか?
家族もあなたが嫌々作っているより、楽しく準備してくれた方がいいはずです。嫌々作った料理は家族にも伝わってしまいます。
意外ですが、楽しく料理して楽しくた食べると家族も同調してくれます。そして、余裕ができるので家族の好みのものも楽しく作れるようになるのです。
次に、「節約しなければ」と食べたくないものを作って食べることも料理が大嫌いになる理由のひとつです。
私もお金に苦労したので、よくわかります。しかし、節約をして我慢をした結果、お金は溜まらず、自分が作ったものを嫌で食べられなくなるということになってしまいました。
「我慢をしなければ」「節約しなければ」が、節約しなければならない状況になるのです。だからと言って、いきなり高級なものを買わなくてもいいです。
それを買って心から満足できればいいのですが、私も含め節約してきた方にとって必ず「無駄使いした」と後悔の念が出てくるのです。
ならば、自分がこれくらいなら増やしても大丈夫というくらいにお気に入りのものを少しずつ増やしてあげればいいのです。
料理は自分の時間を取られるということについては、基本があります。それは、時間はあなたが思った通りになるということです。
料理は時間を取られると思えば、その通りになるのです。
料理は嫌いだから、と早く終わらせようとしてしまいます。
しかし、実際はその割に手間がかかって時間もかかってしまいます。自分の中に抵抗があるので、スムーズにいかなくなるのです。
そのときは、ひとつひとつを丁寧にやってみてください。目の前のことに集中してみてください。
今に集中すると過去や未来に意識が行かなくなります。不安になるときは、たいてい今に心がありません。
目の前に集中することにより、不安に意識が行かなくなるのです。
そして、嫌な感情がなくなるので手際良よく作ることができます。そうやって作ったものはおいしく食べられるのです。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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