目が離せない、おでかけ中にグズグスになる、夜もゆっくり眠れない、自分の時間がない、周りの理解がないと、子どもが小さいときは苦労が絶えないですね。
14年前の私の頃と違い、今はコロナ禍で行動が制限されていて、なおさら子育てには大変な時期です。このような状況の中で子育てをしている方は本当にご苦労かと思います。
こんなに大変な毎日を休みもなくがんばっていらっしゃって、頭が下がります。すばらしいです。
私も娘が小さい頃は、本当に大変でした。自営業なので産後1ヶ月半から子どもを背中におんぶして仕事復帰しました。仕事中に泣いてどうしようもないときもたくさんありました。そして限られた時間での掃除、洗濯、食事作りの日々……
主人は義父と同じ古い考え方でしたので「家事、育児は女の仕事」という前提で手伝ってくれることはありませんでした。ほぼ、ひとりで子育てしてきた感じです。
「もうたくさん!ひとりで何もかも忘れて旅行に行きたい」と何度思ったかわかりません。ストレスで体調を崩したことも何度もありました。
本当に今考えるとよくやってたなと思います。
子育てをしている中にいると、どうしても視野が狭くなり、自分がひとりぼっちに見えたり、永遠にこの苦労が続くのか、と思ってしまうものです。しかし、それは幻です。子どもは一日一日と成長していきますので、永遠ではありません。状況は変化していきます。
私は特に周りから手助けがなかったので孤独に感じましたが、私から積極的に助けてもらえるようにお願いしたり、もしくは預かってもらえる所を探せたはずだったのです。なので、ひとりで全てを背負ってしまっている方はどうか、勇気を持って助けを求めてください。
そして、こんなに大変な毎日を過ごしているあなたは何倍も成長しているんです。しかも、コロナ禍での子育てをしているんです。私がそうだったら、限界が来てたかもしれません。育児が大変だったという経験があったからこそ、簡単に乗り越えられることはたくさんあります。
自由がなかった分、時間を有意義に過ごす喜びを得られて、またそのことに感謝もできます。泣く、グズる子どもをお世話してきたからこそ、他人の気持ちがよりわかるようになります。
無駄な経験などありません。
今は全く余裕がないから絶望しかない、という方もいらっしゃるかもしれません。わかります。私もそうでしてから。5分も一息つけないときもあるでしょう。しかし、その中の1分でもいいです。あなたが心から喜べること、望むことを思い浮かべてください。もう少し時間があったら、やってみる、してみてください。
そうすることで自分に余裕が出てきます。自分の力を取り戻せます。力を取り戻すと子育てもイライラしにくくなり、笑って子育て出来ます。
その大変さを超えた先の希望に目を向けて過ごしてください。この経験があったおかげだと思える日が必ず来ます。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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