否定ばかりする人にどう対応するか

ちょっとした言い間違いをいちいち後から細かく訂正する人、自分が言うことを「いや」と毎回否定する人、ほんの一部分の意見を取り上げてはそこを大きくして論破しようとする人……このような人とずっと接していると気を使うし、嫌な思いもしますね。また、自分が非難されているようになり、自尊心を傷つけられます。

とりあえずの対処法はあります。しかし、根本的に解消するには自分から変わるのがいちばんです。人間関係の基本は「相手は自分の反映」です。

相手によく否定されるということは、自分の言うことは大したことではない、誰にも聞いてもらえない、自分の言うことはバカにされると無意識であっても日頃からそう思っている可能性があります。そうだと気づいたら、改めてください。自分がそうだとすることが現実を作ります。あなたは否定されるのではなく、そのままで愛される存在なのです。自分を大切にしてください。そして、自分を大切にするというあり方が周りの反応を変えていきます。

また、相手を否定する人というのは、自分が優位に立ちたい、自分は劣っているかもしれない、強そうにしているが自信がないのです。それを隠すためにも相手のことを否定して自分が優位に立とうとするのです。

なので、とりあえずの対応として相手の自尊心を持たせるような「ご指摘ありがとうございます」「勉強になりました」「何でも知っていてすばらしい」というような対応をするといいでしょう。

私もこのように対応してきましたが、「なんでこんなこと言うんだ」と覆す人がいました。何度も同じ対応をしてたからだと思います。そういうときは、素直に「私が話すことを毎回訂正されたり、否定されると私は緊張して話せなくなる。あなたともっと楽しくお話しをしたいだけ」と対応してしてみましょう。繰り返しますが、相手に対応する前に、自分自身の在り方を変えていくということで、いい方向にいきます。

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