特定の人に対する怒りが長い間収まらないとき

2022年3月22日火曜日

スピリチュアル 楽になる生き方

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怒る人


今まで怒りの感情を持ったことないという方はいないでしょう。
一時の怒りならば何度か経験ありませんか。例えば、列に割り込んできたり、ぶつかってきたのに謝らない、などです。

しかし、何か怒りの元となるようなことが起こり、何日も何ヶ月も何年も怒りが収まらないと、つらいものです。そういうときの怒りは日頃収まってるかのように見えても、繰り返し出てきたり、いつのまにか怒りの感情が上がってきます。

怒りのエネルギーは大きいです。
それだけに自分自身を抑え込んでしまったり、仕事や家事の効率を悪くしたり、体調まで悪くなってしまいます。そうならば、自分のためにも許そうと思うこともあるかもしれません。しかし、完全に許してないと、ことあるごとにふっと、その怒りが出てきてしまいます。

楽しい時を過ごしているときに怒りが出てくると最悪ですね。時間の無駄とわかっていても繰り返し出てくるときは、根本の部分を見てください。表面上だけで怒りを抑えても、また出てきますので。

まず、人間関係の基本ですが、相手は自分の反映です。
相手が苛立つほど、そうは思いたくないのはわかります。相手の全てではありません。相手の怒りが出てくる部分を見て、「自分にあてはまらないか」ということを見てください。そして、絶対ダメと強烈に良い悪いの判断していないか、そんな自分を否定していないかを見てください。

例えば、「すぐに人のせいにすること」に怒りを感じるなら、自分もそういう所は少しもないのか。そして、人のせいは絶対ダメだから自分が全責任をとらなければ、と無理をしていないか。さらに、自分のそういう部分を否定していないか、どうでしょうか。

怒りを持っているときは、自分の中で何らかの正義があります。いったい何がダメと決めたのでしょうか。この良い悪いのはっきりとした判断は苦しみをもたらしてしまいます。もう、判断は辞めて怒りの感情は終わりにすると決めてください。

本来の私たちの在り方は、基本中立です。私たちがそれぞれ「こうだ」「ああだ」と出来事を判断しているに過ぎません。こうして、自分に目を向けた時、「自分はこんなこだわりを持っていた」とわかります。わかると手放せます。

先程の「人のせいにする」問題なら、もう自分ばかり責任を追うのは辞めて手伝ってもらうために働きかけよう、と解決策も出てきます。

大事なことですが、相手が怒りを与えたのではなく、自分が怒りの感情を相手に持つと決めただけです。そうならば、相手は関係なく自分次第ということになります。相手には振り回されません。

私も怒りの感情には苦しみました。体調も悪くなるし、何も楽しくありません。手放したとき、こんなに楽なんだと思いました。怒りの中いると、周りがわからなくなるということも気づきました。

長く怒りの感情を手放せなくて、つらい思いをされたでしょう。しかし、少なくとも、これを読んでいただいているということは怒りを手放そうと思っているからですね。ならば、大丈夫です。楽しい人生の方を選びましょうね。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。



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